セレンディップ研究所とは

日本は長年にわたり科学、教育、文化、経済などにおいて、広く世界に貢献してきました。

終戦後もさらに発展し、1979年には「Japan as Number One」(Ezra Vogel)、1986年には「Made in Japan」(盛田昭夫)などが出版されました。しかし、世界が大きく成長を続けるなか、日本では「失われた30年」が始まりました。日本人が国に頼ることに慣れ過ぎたことが、その要因の一つかもしれません。


そこで、私たちは民間の力で科学と技術と文化を生み出すことを目指し、民間の研究・教育機関を設立しました。その名は「セレンディップ研究所」。

ペルシャ(いまのイラン)の童話「セレンディップの3人の王子様」から命名しました。むかしのセレンディップ(いまのスリランカ)の王子様たちがお城を出て、大陸を旅しながら各地でさまざまな問題を解決していくお話です。解けない問題の答えは、いつも城の外にありました。科学研究においても、新しい発見や発明は大学の研究室の外にあるのかもしれません。


セレンディップ研究所は、既存の枠組みを超えて挑戦する科学者の研究機関です。福澤諭吉の「国を支えて国を頼らず」「独立自尊」の現代版研究所です。

日本には、定年制度によって研究途中に大学や研究所を退職されたり、さまざまな事情によって研究機関に勤めることが困難な科学者が大勢おられます。しかし、そのような方々は多彩な経験によって独創的な発想で研究を進めてこられており、新しい科学技術の創出と社会への貢献が期待されます。セレンディップ研究所は、独立自尊の科学者たちの研究プロジェクト推進を支援しています。

ご興味がおありの方はぜひご連絡ください。  


新しい仲間との出会いを楽しみにしています。


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研究者紹介

河田 聡

大阪大学で博士を取得後、カリフォルニア大学でポスドクなどを経験。阪大教授・理化学研究所主任研究員等を経て、ナノフォトン株式会社会長兼社長、応用物理学会会長、Optica 会長などを歴任。専門は応用物理学、光学、分光学、近接場光学、ナノフォトニクスなど。紫綬褒章受章、文化功労者。



尾松孝茂

東京大学で博士を取得後、オリンパス光学研究員を経て、千葉大学教授等を歴任。現在、台湾・国立陽明交通大学教授。専門は応用物理学、レーザー、ナノフォトニクス、特に光渦の研究で著名。